Hudson M3A1 Submachine Gun
太平洋戦争のSMGで代表的なものといえばトンプソン、シュマイザー、そして今回レポートするグリースガンではないだろうか。プレス加工でコストを抑え、 戦時体制化で安く大量に生産するために設計されたグリースガンは無骨なデザインの中に機能美溢れるモデルだと僕は思います。
今回モデル化されたのはM3A1のタイプで、M3の改良モデルである。実銃のM3をさらにコストダウンしたのがハドソンがモデル化したA1モデルである。戦後は自衛隊にも武器供与され、多くのM3グリースガンが配備、運用されてきました。戦車兵や特化部隊の隊員を中心に配備されていましたが、近年新型のSMGと順次世代交代しており、すでに多くのM3が廃棄処分となっています。
軍隊での実銃運用が減少していく中、ハドソンはやってくれました。今回のモデルアップはトイガン業界においても現代火器嗜好の中であえて大戦モノをやってくれるこのメーカーに僕の愛を5点です。
今回は事務局からバイクで約20分のところにある某量販店で購入してきました。電話で在庫を問い合わせたところ親切に対応していただきました。とても気持ちのイイ対応で俄然購入意欲をそそられます。
『ハドソンのトカレフHW在庫ありますか?』と質問する僕????そうこの規格の第一号はハドソントカレフの予定だったのです。原稿も途中まで仕上り、あ とは製品を見て、触って、撮影するだけにしていたのにすべてボツです。とにかく、店頭までいってショーケースを見ていると、どうしてもグリースガンの撃っているところを動画で配信したくなり、たまらずM3になった次第であります。
箱はハドソンらしい飾り気のない文字だけの箱で、なんかこう”軍用銃”って雰囲気ムンムンです。お金を払って事務局に颯爽とUターンしました。速度超過で。
さてさて、早速購入してきたので箱を開けてみました。素材はABSながらブラスト処理されており、実銃に比べれば色が濃いものの、なかなか の質感が出ている!とてもイイ感じ!マガジンは金属性で重量はフルロードされたぐらいの重さがあり、マガジンにBB弾を詰めれば実銃よりすこし重たくなる かもしれない。簡易ストックがあるのだが、ストックの付け根がプラの為少々不安が残る。しかし溶接部分の再現などなかなかハドソンもやるなあと思わせる仕 事ぶりです。感動!
モデルガンの型を利用しているのか?と思わせるぐらいに外見は申し分ありません。欲をいえばもう少しねずみ色が強いほうが使い込んだ無骨な戦士といったと ころなのだが、これはダークパーカーのスプレーで自分で着色します。ダストカバーは別パーツとして梱包されているので自分で取り付ける必要がある。早速と りつけてみた。やっぱこのアングルやね。ボルトはボルト本体を指で後退させてオープンボルトさせる実銃と同様の機構だ。早速後退させてみる。”ジャシャ” と後退してボルトがとまる。イイ!イイネエ!この感じ。みんな見てますか?このアングル。バレルは実銃のように全部を回せば簡単に外す事ができる。真鍮製 バレルが見えてくるとその付け根には六角レンチで調整することができるHOPが見えます。ここを調整することにより弾道にHOPをかけるのですが、マルイ 製品とは異なりバレルカバーを取り外してからでないとHOPを調整する事はできません。
ダストカバーはもちろん開閉可能で、クローズボルトの場合は完全に閉鎖する事ができる。ダストカバーの裏側を見てみると実銃と同じ様にクローズリ リースがついている。これはダストカバーを閉鎖していてもボルトが作動を始めたら、ブローバックしてカートをエジェクトするよりも一瞬早くカバーを開ける 為の突起のようなもので、この辺りの演出が非常にニクイのである。ただし残念なことにオープンボルトの状態ではダストカバーは完全に閉鎖しない。ボルトの 後退量が若干足りないようだ。このあたりは今後の改良目標になるだろう。
ただ一つ残念なのがセフティ。これはエアガンである以上しかたのない事なのだか、これが目立ってしかたがない。まあ、普通のユーザーなら気にならないかも知れないが、WW?フリークを自称する私の目にはこれが目立ってしまう・・・・悲しい性です。
まずはカラ撃ちをしてみました。”ババババッバババッ!!!”予想に反してかなり大きな作動音がします。近所迷惑なくらいに。早速実射ですよ。マガジンに BB弾を詰めて、ガスを注入していざ発射!ババババッバババッ!!!”♪う〜ん・快・感”(少し古いか)ボルトが小気味良く動きブローバックしている。カ シャカシャと排莢しそうな雰囲気!反動も両手に伝わり、撃っている手ごたえが十分に味わえます。弾道は20m位では安定しているが、室内での射撃のためHOPの実力はわからなかった。
ゲームでの実用性
とにかく製品を見て感じた事はこれは”モデルガン”である。バリバリと撃てて楽しめるのだが、ゲームに使うのにはマガジンの重量とそのコストの問題が突き つけられてしまう。1本5200円のマガジンをいくらそろえるのか?またその重量もゲーマ−向けではないかも知れない。マガジンの問題点はまだある。マガ ジン全部のBB弾が装填されているところだ。拳銃ならグリップ内に収められているこの部分ではあるが、グリースガンでは常時外部にさらされている状態だ。 ここにホコリや砂塵などが混入すればチャンバーに吸い上げられる。常時メンテナンスが必要だと思われます。
またゲームに使用するのにはHOPの調整がやや面倒である。バレルを外してからでないと調整できないからだ。これはそのゲームを一種類のBB弾でプレイすれば済む事なのだが、ゲームでの利便性はやや難といったところ。
実銃を忠実に再現している為に、空洞が多く、チリや砂に弱い事もあげられる。事実アウトドアでの撮影ですでにボルト部分に砂が混入し、作動不良とまではいかないが、ボルトの後退スピードが若干乱れる事があった。
ゲームで使う為の僕のポイント
まず、マガジンの前部、BB弾を給弾するときに使うガイドの部分を透明か黒いテープで封鎖します。給弾は不便ですが一発一発セフティゾーンで詰めてやって 下さい。これでチャンバーにゴミが入らなくなるのでHOPが安定して命中精度が安定します。マガジンを挿入するフレームの内側を目の細かいペーパーをかけ てやればマガジンの抜き差しが非常にラクになります。本体左側にあるスリングラックにはスリングをかけない方が無難です。強度が足りない為、マガジンを入 れたままの銃を背中に背負ったりすると”ポキッ”といってしまいます。あと僕はマガジンを3本買いました。実物のマガジンポーチに入れてサバゲーに参加す るっす。もちろんWWⅡで。
MY評価
ハドソン・グリースガンは大戦装備や自衛隊装備をこよなく愛するマニアのための救世主的ガスガンではないだろうか?いくらマガジンが重かろうが高かろうが、そんな事にはめげない、真のつわもの(?)達の愛銃である。
ディティールの細かさはモデルガンファンでも十分納得できるのではないでしょうか。あなたもこの古き良きSMGM3A1グリースガンを手にとればその機能美に魅了されるはずです。
フォトギャラリー
収集データー
| 本製品データー | 実銃データー | |
|---|---|---|
| 名 称 |
M3A1グリースガン
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M3 Submachine Gun
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| メーカー |
ゼネラルモータース
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| 主要材質 | ABS強化プラスティック、Fe、他 |
–
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| 銃身長 | – | 20.32cm |
| 全 長 | 574mm(ストック伸長時757mm) | 57.0cm |
| 重 量 | 2.750kg | 3.696kg |
| 口 径 | 6mm | .45ACP |
| 初 速 | 未測定 | 280m/s |
| パワー値 | 約0.62J | – |
| 照準具 | なし | なし |
| パワーソース | フロンガス134a | 装 薬 |
| 給弾方式 | マガジン給弾 | マガジン給弾 |
| 発射速度 | 未測定 | 450 rounds/minute |
| 発売日 |
2002年6月後半
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| 撮影日 |
2002年7月28日
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| 購入店 |
店頭で購入
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| 実売価格 |
13.400円(消費税別)
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| ポイントスター |
★★★☆☆
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